京極堂シリーズ?

映画オフィシャルサイトで少し前から京極夏彦ボイスメッセージが聴けるんですが、その中で本人自ら「京極堂シリーズ」と云ってるんですが、それについて少し。
姑獲鳥の夏』に始まる一連のシリーズのことを、ノベルス時代からのファンや、いくつかのメディアでは今まで「妖怪シリーズ」と呼んできました。このサイト内でも基本それに従ってます。
多分その理由は『活字倶楽部97夏号』のインタビューで、

京極堂が主人公であったことはないのだから「京極堂シリーズ」は少しおかしい。関口は主人公だったりじゃなかったりなので「関口シリーズ」も変。主役と云う意味では妖怪が主役なのだから「百鬼夜行シリーズ」でしょう。あとは「妖怪シリーズ」とか。(大意)

ってなやり取りがありまして。で、「百鬼夜行」は『小説現代』の短篇シリーズ*1のサブタイトルになっていてややこしいので、「妖怪シリーズ」が採用された、と云う経緯だと思ってるんですが(私としてはこのインタビュー中に真っ先に挙がった「講談社ノベルスで出てるシリーズ」が一番好きなんですけど。まあそれも『雨』や『雲』が出てしまったので使えないかな)。
それで、今回の「京極堂シリーズ」に関しては恐らく、この映画化はシリーズ化も視野に入っているようですので、シリーズ名をつけなきゃならん、と云うことになり、じゃあいちばん通りのいい「京極堂シリーズ」に一応統一しましょう、ということなのかなーと思っています。

*1:後に『百鬼夜行―陰』として単行本化→文庫化

オリジナルサントラが出てました

映画オフィシャルのグッズのところを見て知ったんですが、姑獲鳥のサントラがもう出てるんですね。
作曲は池辺晋一郎N響アワーで駄洒落云ってる印象が強いですが、本業は作曲家。映画音楽も多数手がけているようです。

オリジナル・サウンドトラック「姑獲鳥の夏」

オリジナル・サウンドトラック「姑獲鳥の夏」

ついに爆笑問題のススメに出演!ほか

情報元は大極宮と、映画オフィシャル
映画関連でメディア露出も大量です。日付順に行きます。
まず7/10、日刊スポーツ。もう今日ですね。
7/13はこの前 id:kyogokunews:20050705:1120498209 紹介した「スタジオパークからこんにちは」。TV生出演です。
7/14、『R25』。たぶんVol.52。首都圏で配布されているフリーペーパーです。配布場所などは公式サイトで。
同じく7/14、『ぴあ』。
そして一番早いところで7/18、「爆笑問題のススメ」に出演。関東は7/29のようです。地方によって放送日時がかなり違いますので、大極宮京極夏彦のページをご覧下さい。
あと、日付が書いてないのが『AERA』と『朝日新聞』と「共同通信」。これらは随時チェックしておきます。